歯を長持ちさせるための治療_歯科保存治療

Vol.10

皆さま、こんにちは。岡山市南区妹尾さとう歯科クリニック院長の佐藤公麿です。

 

今日は、『歯科保存治療』をご紹介致します。

 

歯科保存治療とは、

『歯を抜くことなく、いつまでも自分の歯で噛めるように治療を行い、大切な歯を口の中に維持、保存し機能させていくことを目的とした歯科治療』

のことです(日本歯科保存学会HPから引用)。

 

歯科保存治療には、以下の3つの分野があります。

  歯周病の治療(歯周療法)

  虫歯の治療(保存修復)

  歯根の治療(歯内療法)

どの治療分野も、歯を長持ちさせるためには、高い精度の治療が求められます。

 

(予防歯科を成功させるためには、ただ単にメンテナスを受ければ良いのではなく、精度の高い治療によってお口の中を最適な状態にし、それを維持するためのメンテナスプログラムを受けて頂くことが大切だと考えています。)

 

今までに治療した患者さまで、歯科保存治療を行った方の紹介をさせて頂きます。

「右下奥歯で噛むと痛い。」

ということで、受診されました。お口の診査とレントゲン写真撮影をしたところ、歯根の先に病巣があり(赤矢印)、歯周病にもなっていました(黄矢印)。

 

 

通法通り、歯根の治療と歯周病の治療を行いました。

 

 

治療後は、歯根の先の病気は治癒し、歯周病によって吸収していた骨も十分に再生しました(歯周病治療のメインは歯科衛生士さんです)。ちなみにこの症例では歯周組織再生療法(歯周病の再生治療)は行っていません。

 

患者さまには、「しっかり噛めるようになった!」と、喜んで頂いて、患者さまも、歯科衛生士さんも、私も、みんな嬉しい結果となりました。治療終了後は、歯を長持ちさせる為にメインテナンスを継続しています。

 

 

 

余談ですが・・・

歯周病で歯を支えている骨が溶けていると、どの程度、将来的に歯を失う可能性が高くなるのか?

という疑問に対して。

Papapanou PN and Wennström JL, J Clin Periodontol, 1991.によると、

重度な垂直的骨欠損がある歯(今回のような症例)では、

10年後に歯を喪失する可能性約70%程度と言われています。

 

つまり、今回の症例では、適切な歯科保存治療を行うことで、歯が喪失する可能性を、

グッと下げることができたと言えそうです。

 

 

お口の健康を守り、人生を健康で豊かに。

 

さとう歯科クリニックでは、日本歯周病学会認定の歯周病専門医が、歯を長持ちさせるための歯科保存治療を行っていきます。

ページの先頭へ戻る