入れ歯でお困りの方をインプラント治療で快適な食生活へ

Vol.12

皆さま、こんにちは。岡山市南区妹尾さとう歯科クリニック院長の佐藤公麿です。

 

今日は、今までに治療した患者さまで、【インプラント治療】を行った方の紹介をさせて頂きます。

 

「左下奥歯がなく、入れ歯を使っているがしっかり噛めない。」

「入れ歯だと色々と不便で困っている。」

 

ということで、当院を受診されました。お口の中を拝見すると、左下の奥歯が2本欠損した状態で、入れ歯を使っておられました。

 

 

レントゲン写真を撮影すると、インプラント治療を行う上で、十分な顎の骨量があることがわかりました。

 

 

通法通り、インプラント埋入手術(一次手術)後に、インプラント体と骨がくっつくのを待ち、

 

 

インプラントの頭出し手術(二次手術)を行いました(硬い歯茎:角化歯肉が不足していたため、術後に歯ブラシが当てやすいように、歯肉の移植手術も併用しました)。

 

 

治りを待ってから、噛み合わせを作るために被せ物を作製して治療終了しました。

治療終了後は、歯を長持ちさせるとともに、インプラトを感染させないために、メンテナンスを継続しています(現在、術後4年間経過していますが、インプラント部の清掃状態も良く、感染の徴候もありません)。

「自分の歯のようになんでも噛むことができるようになった」と、とても喜んで頂いています。

 

 

 

 

 

 

めでたし。めでたし。

 

 

 

と、言いたいところですが、皆さまは、このような記事を目にされたことはないでしょうか?

 

 

2016年11月、日本歯周病学会がインプラント治療後3年以上の267人に対して行った調査で

  インプラント周囲炎(感染によってインプラト周囲の骨が溶ける病気):9.7%

  インプラント粘膜炎(インプラント周囲炎の前段階の炎症):43%

 

実に、インプラント治療3年以上経過した方の約4割の方が、何かしらのトラブルを経験したことがあるということです(これらの267人の方の中には、術後メンテナンスを受けられていない方も含まれているようです)。

 

お口の中が汚れている方はこれらの病気にかかりやすくなります。

 

そのため、インプラト治療後の良い状態を長持ちさせるためには、

・ご自身での十分な口腔清掃

・歯科医院での定期的なメンテナンス

が非常に重要になります。

 

 

さとう歯科クリニックでは、事前に十分な診査を行うためのCT撮影設備と手術室を完備して、安全で精度の高いインプラント治療を行なっていきます。

また、その治療が長持ちするよう、十分な情報提供と綿密なインプラントメンテナンスプログラムをご提供していきます。

 

※今回の症例では、患者さまの希望に合わせて、義歯を避けるためのインプラント治療を選択することになりましたが、治せる歯は出来るだけ治して、歯の保存に努めるのが当院のスタンスです。

 

 

お口の健康を守り、人生を健康で豊かに。

 

さとう歯科クリニックでは、総合病院歯科口腔外科勤務経験5年の歯科医師が、安全で長持ちして、しっかりと噛めるインプラト治療を行っていきます。

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