当院二人目の日本歯周病学会認定歯科衛生士合格!

Vol.75

皆さま、こんばんは。岡山市南区妹尾のさとう歯科クリニック院長の佐藤公麿です。

 

先日、香川県高松市で開催された第66回春季日本歯周病学会学術大会に歯科医師と歯科衛生士の合計11名で参加してきました。リアルな学会参加は新型コロナウイルス感染が始まって以降、とても久しぶりで、良い学びの時間を過ごすことができました。


 

また、この度当院歯科衛生士の村田さんが、日本歯周病学会の認定歯科衛生士試験に無事合格しました!

 

 

村田さんは、学校を卒業して1年目からオープニングスタッフとして勤務をしてくれており、現在私が最も信頼する仲間のうちの一人です。

この試験を受けるにあたり、様々なアドバイス・ご指導・ご協力を頂いた皆さまにこの場をお借りして感謝申し上げます。

 

日本歯周病学会の認定歯科衛生士とは、歯科医師と連携し、歯周病への対応を的確かつ効率的に実施し、長期間にわたり国民の健康管理に貢献できる高いスキルと人間性を備えた歯科衛生士で、所定の試験に合格することが必要です。資格取得後も、歯周病の治療と予防を実践するために必要な最新の学術知識、医療技術を習得するために、自己研修に努める。とあります。

(日本歯周病学会のHPより抜粋)

 

岡山県内の就業歯科衛生士数は、2018年の統計で2,961人(岡山県HP保険統計情報より抜粋)で、岡山県内の日本歯周病学会認定歯科衛生士の数は58人(2019年10月31日の統計、学会HPより抜粋)です。最新の正確な人数は分かりませんが、日本歯周病学会の認定歯科衛生士は岡山県全体の約2%と非常に希少な存在と言えます。

 

今回の学会で学んだことの一つに、4mm以上の歯周病を有する歯周病患者さんは、将来的に誤嚥性肺炎発症のリスクが高くなり、日本人の健康寿命を延ばすためにはお口の健康を維持しサポートできる優秀な歯科衛生士の存在がますます重要になるということがあります。

 

日本人の平均寿命は伸びている一方、健康寿命の延伸が求められています。

女性平均寿命:87.45歳、女性健康寿命75.38歳でその差は12.07年

男性平均寿命84.41歳、男性健康寿命72.7歳でその差は8.73年

 

この健康寿命を延伸のために我々歯科医療従事者が貢献できることの意義はとても大きく、ますます頑張ろう!と決意を新たに致しました。私自身の研鑽もですが、私よりも若い歯科医師や歯科衛生士への教育を通じて、国民の皆さまの健康のお役に立てる人財を増やしていくことが特に大切だと感じました。

 

 

当院は、歯周病治療をベースに、お口の健康を守り、健康で豊かな人生に寄与することを理念としています。

より質の高い歯科治療を患者の皆さまに提供し、健康寿命の延伸に寄与できるよう、今後もスタッフ一同、研鑽を続けていきたいと思います。

 

お口の健康を守り、人生を健康で豊かに。

村田さん、合格おめでとうございました!!

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