三原市興生総合病院での勤務を終えて

Vol.25

皆さま、こんばんは。岡山市南区妹尾で2017年9月開院予定のさとう歯科クリニック院長の佐藤公麿です。

 

先日、約5年間勤務した広島県三原市の興生総合病院を退職しました。

振り返ると、長いようであっという間の5年間でしたが、本当に色々なことがありました。

 

大学病院時代は、歯周病治療を中心に歯を保存するための治療(修復治療や歯内療法)を専門にしていましたが、興生総合病院では専門の治療ばかりしているわけにはいきません。

 

ご高齢の方の入れ歯作り、歯や顔面の外傷、(近隣の歯科医院の先生方からの抜歯依頼の紹介による)顎の神経に近接した親知らずの抜歯、嚢胞摘出などの小手術、顎関節症治療、子供の虫歯治療や食生活指導、ホワイトニング、審美歯科治療、インプラント治療、部分矯正治療、歯の移植治療、予防処置、金属アレルギーの方の治療、様々な有病者の方(例えば、糖尿病、人工透析治療、高血圧症、BP製剤服用者、抗血栓薬服用者など)の歯科治療、施設や病棟への往診による口腔ケアや飲み込みの訓練、 etc..。

また、院内各部署職員に向けた勉強会や患者様向けの勉強会など、医科歯科連携の推進を図るための活動にも微力ながら取り組みました。

 

この5年間で、様々な分野の専門医と連携して治療にあたることで、自身の臨床の幅が広がりました。また、院内の他科の先生方やコメディカルの方々とお話しをしていても、歯科の専門性を生かすことで患者様の『健康』のお役に立てることは非常に多く、自身の仕事の可能性をより一層強く感じることができました。

三原市の歯科医師会は皆さん非常に仲が良く、会員の先生方には、大変仲良くしていただき、一緒に勉強会をしたり、ソフトボールをしたり、お酒を飲んだり、楽しい思い出を挙げるとキリがありません。

退職して5日が経ち、長年勤めた職場を辞めたという実感がやっとこさフツフツと沸き始め、このブログを書いています。今思うこととして、何よりスタッフに恵まれたなぁという思いが強いです。楽しいことも、大変なこともたくさんありましたが、スタッフの皆さんに支えらえた最高の5年間でした。

 

第二の故郷となった三原でのたくさんの『縁』に感謝して、岡山での次のステージに向かいたいと思います。

 

 

お口の健康を守り、人生を健康で豊かに。

 

さとう歯科クリニックでは、三原の地で、興生総合病院で学んだことをさらに発展させ、皆様の健康のお役に立てるよう、日々努力していきたいと思います。

ページの先頭へ戻る